理学療法士の給料はこれからどうなる?給料の増減と就職の時に聞くべき内容

コラム




理学療法士の給料はこれからどうなっていくと思いますか?

 

巷では理学療法士の給料は下がると言われていますが、それはなぜでしょうか?

理学療法士を目指すのはいいけど、生活できない程度の給料しか貰えなかったらイヤですよね。

ここでは、これから理学療法士を目指す皆さんに向けた給料のお話と、入職する時に必ず聞いておきたい給料のポイントをお伝えします。

 

お金は大事ですよ!

 

新人理学療法士の給料は減少していたが改善傾向

知っての通り、新人理学療法士の平均給与は年々減少していました。

 

  • 平成23年:334万円
  • 平成24年:330万円
  • 平成25年:327万円
  • 平成26年:321万円

 

なんとたった4年で13万円も年収がダウンしているんです。

 

\ヤバー!/

 

しかし、平成30年ではグッと盛り返して339万円となっています。

 

ヤッター!/

 

 

今の新人の給料の平均は23万5,000円で、手取り額は19万円前後です。

賞与が年間55万円前後。

 

平均がこの値なので、安い人はもっと少ないですし、多い所ではもっと貰えます。

僕の新人の頃の総支給額が28万円(手取り23万円)でしたから。

就職する病院によって異なるとしか言えませんが、徐々に給与は上がってきています。

 

新人理学療法士で高給をもらえる職場

独自調べです。

いくつかの求人を検索してその平均給与を出しています。

 


【給与の高い求人】

  1. 訪問リハビリ:24万6,000円
  2. 急性期病院:23万8,000円
  3. 外来クリニック:22万円
    ※基本給です

 

最高値は25万8,000円(兵庫県)でした。

他にも探せばよい給料の求人はあると思います。

 

新人理学療法士は平均年収に騙されない

平均年収は、全世代の平均を出したものです。

実際にはものすごい高給取りの新人も居るでしょうし、凄く少ない人も少なからずいます。

重要なのは「中央値」です。

 

どれくらいの年収の人が多いのかを知り、それ以上の求人に目星をつけていくことが重要となります。

ちなみに、新人理学療法士の年収の中央値は335万円です。

 

新人理学療法士がそのまま勤めた場合の昇給額

理学療法士の昇給は、大学病院で5,000~8,000円、一般的に2,000~3,000円、ひどい所は0~500円です。

昇給の平均額は2,800円なので、同じ職場で10年働けば給料が2万8,000円、20年で5万6,000円増えます。

 

多い科少ないかでいうと、一般企業よりちょっと少ないと言えます。

 

それ以外にも、管理職になったりすれば手当が数万円増えるので一概に言えませんが、最低でも2,800円以上の昇給がないと平均的な理学療法士より少ない昇給額と言えますね。

 

それでも40歳には年収が500万円くらいになりますから、働き続ければそこまで悪い給料にはならないはずです。

 

新人が知っておきたい理学療法士生涯年収

  • 理学療法士:1憶8,000万円
  • 一般企業:1憶9,000万円

 

理学療法士の生涯賃金は一般職に比べると少々落ちるようです。

年収450万円で40年勤続すると1憶8,000万円になります。

 

初任給や、昇給額におって大きく変わりますのであまり当てにしなくてもいいと思います。

 

新人が知っておきたいこれからの理学療法士の給料の推移

理学療法士の給料は大きな変動はありません。

10年前と比べても平均年収は10万円もかわっていないので、比較的安定しています。

 

ただし、理学療法士の数は年々増えていってるので、大きな給与アップは見込めないでしょう。

恐らく今後もほぼ横ばいか、少しづつ増加する程度だと思われます。

 

 

理学療法士として入職する際に聞いておきたい事

これまでの話で理学療法士の給料体系はなんとなく理解できたと思います。

それでは、入職の際にどんなことを聞いておくべきかお伝えします。

 

【入職前に聞いておきたい事】

  1. 基本給はいくらか
  2. 総支給はいくらか
  3. 賞与は前年比どれくらい出たか
  4. 昇給はいくらか

 

最低限この4つは聞いておかないと後で痛い目を見ます。

 

【基本給】

給料のベースとなるお金。ボーナスはこの金額×〇か月として支給されるため、基本給が低いと年収は下がる傾向にある。

 

【総支給】

給料の全体の収入で、保険料や年金や税金が引かれる前の金額。この金額×12と賞与を合わせた金額が年収になるので、総支給額が多いほど年収は高い傾向にある。

 

【賞与】

賞与は法律で出さなければならない決まりはない。しかし賞与が無いと少々辛い。職場によっては1か月や2か月とかあるが、最低でも4か月は欲しい。夏・冬の年2回支給が基本であり、その場合基本給の2か月分づつの支給となる。

 

【昇給】

毎年昇給する金額。基本給が上がっていくため、ボーナスも上がる。

 

就職する時に以上の4項目は絶対に聞いておいてください。

なんとなく聞きにくいと思うかもしれませんが、あなたの働く職場であり、お金は正当な報酬ですので、正々堂々と聞いておくべき。

 

どうしても聞きにくいようでしたら、転職エージェントなどにお願いして聞いてみるのも手です。

 

もしも給与について聞かなかったらどうなるか?

もしもこれら給与面について聞かないとどうなるか?というと、入職してから後悔します。

 

ある理学療法士は、入職したら月給が17万円だったそう。

友人たちは21万円くらいもらっているのに、なぜそんなにちがうのか劣等感を抱いたとか。

 

でも、入職の時に給料を確認したかというと「していない」

ボーナスはどれくらい出るかというと「わからない」

 

これじゃ困りますよね。

理学療法士が就職して失敗した、困ったと感じる理由の1位が「お金」です。

お金のことで悩まないためにも、入職時にお金の確認はしておいた方がいいでしょう。

 

まとめ:理学療法士の給料は350万円が目安

新卒の理学療法士の場合、平均年収は339万円です。

それを踏まえると、就職先の年収は350万円以上であることが1つの基準ではないかと考えられます。

 

年収350万円をクリアするためには総支給25万円+ボーナス50万円で到達できます。

これなら新人でも十分狙えるレベル!

 

就職する際は、ここを基準に選んでいきましょう!