リゾートバイトは大学生や20歳代の若者に人気のアルバイトで、リゾバとも呼ばれています。
その名の通り、観光地やリゾートに行って観光客のお世話(案内やアクティビティの提供)をするのが仕事です。
今回は実際にリゾバ体験をした僕が、スキー場のリゾートバイトについて『良い所・悪い所』をしっかりと書いていきたいと思います。
実際にキツイか?と言われるとキツイです。
何がって寒さがですよ!
めっちゃ寒いですからね!
それ以外はべつにキツイことはあまりないです。
というわけで、リゾートバイト初心者の方に向けた『スキー場のリゾートバイトの仕事や時給、メリット・デメリット』をお伝えしていきます!
- 場所:長野県某スキー場
- 業務:リフト案内・イベントスタッフ
- 時給:1,000円
- 予想貯金:15万円/月
【大学生向け】スキー場のリゾートバイトはキツイ?
スキー場のリゾートバイトは主に
- 室内業務
- 屋外業務
に分かれます。
室内業務は、スキー場インフォメーション業務やレストランのホール・キッチンスタッフ、靴や板のレンタル業務のことです。
屋外業務は、リフト案内、イベントスタッフ(じゃんけん大会や雪上滑り台など)、インストラクターやコースパトロール業務です。
ぼくはアルバイト初心者なので、比較的参加しやすいリフト案内とイベントスタッフをやったのですが…
これがなかなかキツい!
っていうか寒い!
想像の20倍くらいスキー場は寒い!
スキー場のバイトで最もきついのは「寒さ」です。
下着の上に
- ヒートテック(上下)
- ロングTシャツ
- トレーナー
- ジャージ(上下)
- セーター
- シャカシャカパンツ
- スキーウェア
- マフラー
- 軍手
- 手袋
- ニット帽
- 靴下2枚
これだけ装備してましたが、メチャクチャ寒い。
特にスタッフはゲレンデの天候が荒れてきたからと言って非難するわけにもいかず…
リフト案内なんか体を動かさないので、仕事開始1時間程度でメチャクチャ冷えてきます。
晴れてればまぁいいんですが、小雪がずっと降ってる日なんか最悪!
猛吹雪の日も5回くらいありましたが、マジで何も考えられなくなりました。
スキー場のバイトは朝の雪かきがキツイ
スキー場のバイトは全スタッフが朝の雪かきをします。(レストランやインフォメーション係はやらないかも)
この雪かきが超つらいんですよ。
除雪車が入れない場所の雪かきを手作業でやるんですが、朝6時前から開始なので5時起きです。
最初はどんなに寒くても30分後には汗だくになってしまいます。
これが毎日。
スキー場のリゾートバイトは体力が無いと続かないと思います。
スキー場のリゾートバイトは寒さが何とかなれば辛くない
スキー場のバイトはキツイか?と言われるとそうでもありません。
天気が良ければ穏やかに過ごせますし、客がたくさん来てもリフト案内であれば自分のペース(リフトのペース)で作業できます。
転ぶ人が続出しますが、3時間くらい働いて慣れてくれば「あ、また転んだ」「あの人転びそうだな」というのが分かってきます。
もちろん、一緒に働くスタッフもいますし、休憩もこまめに取れるので仕事自体はラクです(立ち仕事だけど)
イベントスタッフも子供向けのじゃんけん大会や、大人のスノボ大会の案内などだけなので、いい息抜きになります。
仕事自体は立ち仕事だということと、朝の雪かきを除けば仕事自体は楽な部類に入ります。
ただし、お客の安全を担っているので単純に「楽である」と言えず、仕事自体は楽だけど責任感や注意力は必要だと思ってください。
でもこれはどのバイトをしても同じですね。
スキー場のアルバイト「寒さ対策」
スキー場でバイトをする際に絶対にいつようなものをピックアップしていきます。
ウェアなどは貸し出してくれるところもありますが、どんなものが必要かはあらかじめバイト先に聞いておいてくださいね。
スキー場バイト:上半身の防寒対策
ヒートテックは必需品です。
汗をかいたり、雪で濡れて着替える場合も考慮して4枚は最低でも欲しい所。
フリースはスキーウェアの下に着るのにちょうどいいです。
防寒・防風の物を準備するといいでしょう。
上半身の装備はこんな感じです。
- 普通の下着(Tシャツ)
- ヒートテック
- トレーナー(またはジャージ)
- フリースの上着
- 支給された制服(フリースっぽい)
- 支給された制服(防水っぽい上着)
スキー場バイト:下半身の防寒
ロングボクサーパンツは男女におすすめです。
男性用とか気にしないで温かいものをマジで優先したほうが良いです。
普通の下着のように履けて温かい!
レギンスタイプのインナーも超重要です。
動きやすくて暖かいものを選びましょう。
特に女性は下半身からの冷えが結構ヤバいです。
下半身の装備はこんな感じです。
- ロングボクサーパンツ
- ヒートテック
- ジャージ
- ゆったりとした防水ズボン
- 支給された制服(防水っぽいやつ)
スキー場バイト:顔の防寒
フェイスガードのあるなしで辛さがかなり違います。
息苦しくないモノを使うといいですね。
必需品だと思います。
ネックウォーマーも必須!
マフラーを使うより暖かいですし、外れにくいので超おすすめ!
顔の装備はこんな感じです。
- ニット帽(耳まで隠れるやつ)
- 耳当て
- フェイスガード
- ネックウォーマー
- サングラスまたはゴーグル
スキー場バイト:手の防寒
手袋も2重・3重にしたいのでインナー手袋は薄手で温かいものを選びます。
軍手でもいいのえすが、ちょっと寒いし手汗で濡れると寒くなってしまいます。
除雪作業などで手は濡れてしまいます。
濡れるとめっちゃ寒いので、ゴム手袋を一番最後に装着するのがおすすめ!
見た目はダサいけど寒いよりいい!
凍傷対策にも〇!
手の装備はこんな感じです。
- インナー手袋(軍手)
- ゴム手袋
スキー場バイト:足の防寒
ヒートテックの靴下は超必須です。
温かすぎると蒸れて湿ってしまうので、随時調整していくことをおすすめします。
防水・防寒の長靴もできれば用意しましょう。
スキー場が用意する普通の長靴では寒すぎます。
足がもげそうになってしまうので、マジで防寒の長靴は用意したほうが良いです。
足の装備はこんな感じです。
- 薄手の靴下(学生が履くような白いやつ)
- 厚手の靴下
- 防寒長靴
スキー場バイト:その他の防寒
カイロは必須です。
体中に張り付けましょう。
1か月で120枚くらい使うかもしれませんので多めに持っていくことをおすすめします。
大学生がスキー場でリゾバするメリット
- スキー場の良い所 スノボ・スキーがし放題
- スキー場の良い所 温泉があれば入り放題
- スキー場の良い所 お金がすごく溜まりやすい
- スキー場の良い所 同じ趣味の仲間ができる
- スキー場の良い所 出会いがリゾバで一番多い
スキー場のリゾートバイトでどれくらいお金が溜まるか?
スキー場のリゾートバイトでは、食費・光熱費・部屋代は全て無料です。
最近はWi-Fiが設置してあるので非常に快適に過ごせると思います。
時給1,000円だとしても月22日勤務で176,000円が支払われます。
使うお金はほとんどない(スノボを楽しむ場合、リフトも無料)ので、まるっと貯金できます。
1シーズンフルで滞在すれば3か月で50万円近く貯金することも可能です。
スキー場のリゾートバイトでどれくらい出会えるか
スキー場のリゾートバイトの求人数はかなり多く、全スタッフの半数以上がバイトです。
この数は、海や山、温泉旅館などに比べて抜群に多いんです。
そのバイトも、目的はウィンタースポーツや温泉が目的なので、溶け込むのも比較的早いでしょう。
その気になれば、あっという間にそれなりの関係を築くことができますし、これからも毎年スノボ旅行とかで遊ぶ機会も増えていきます。
恋人を作るのもけっこう簡単ですが、業務に支障をきたさないようにしましょう。
大学生におすすめ!スキー場リゾートバイトのまとめ
リゾートバイトでスキー場を選ぶ場合、比較的力仕事になることは覚悟してほしいです。
仕事自体はそんなに難しくないので、そういった意味では楽です。
レストランスタッフも飲食店バイト経験者ならすぐに溶け込めると思うけどかなり激務です。
めっちゃ人きますからね。
全てのリゾートバイトに言えることですが、リゾートバイトは僕たちが楽しむためにいく物じゃありません。
お客さんが楽しんでもらうために僕たちがいて、空き時間や仕事終了後に僕たちも楽しめるんです。
だから「楽したい」「バカンスしたい」という理由でリゾートバイトをすると痛い目を見るかもしれません。
どのリゾートバイトも忙しい時期にバイト募集するので、比較的忙しいということは覚えておいてくださいね。
そんな中でも、スキー場のリゾートバイトはウィンタースポーツや温泉が好きな人にはお勧めです。
寒さ対策は絶対に考えてくださいね!