ICFってよくわからないですよね。
【言葉の定義】
- 心身機能:身体系の生理的機能(心理的機能を含む)
- 身体構造:器官、肢体とその構成部分などの、身体の解剖学的部分
- 活動:課題や行為の個人による遂行
- 参加:生活・人生場面への関わり
- 環境因子:人々が生活し,人生を送っている物的・社会的・態度的環境
- 個人因子:個人の人生や生活の特別な背景
学生が何が分からないか?っていうと以下の2点のハズ。
- ICFのどこに何を当てはめたらいいか分からない
- 問題点が浮かばない
【ICFのどこに何を当てはめたらいいか分からない】
例えば「老人ホームでの生活」は「環境因子」なのか「参加」なのか分からないとか、「個人因子」に書くべきことが分からないとか。
【問題点が浮かばない】
例えば、頸部骨折後だけどADLは全て自立している患者に対する問題点が見つからない。または寝たきりで問題点が多すぎてどれを選べばいいか分からないとか。
そういった学生の悩みに対して「心身機能・構造にはこれを書くべき!」というのをできるだけ多く羅列します。
その中から、自分が持っている対象者に適してそうなのを選んでいけばいいです。
ICFの作成で時間をかけるなんてナンセンス。
大事なのはICFを作った後にどんなリハビリをするか?ですから、ICFで悩むのはこれで終わりにしましょう。
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学生がよくわからないICFの書き方を分かりやすく簡単に教える【リハビリ臨床実習対策】
ICFの書き方をできるだけ簡単に説明しています。まずは学生はICFチャートの適切な部分に書き込んでいけるようにしましょう!