理学療法士国家試験の合格発表後の手続きと免許受け取りまでの流れを解説します。
合格発表は厚生労働省のホームページで発表です。
理学療法士の合格発表後の手続きの方法
合格証が届いた後
国家試験合格発表から2~4週間程度で「合格証書」が届きます。
この合格証書が届いたらすぐに市町村管轄の保健所で免許申請を行ってください。
ここでモタつくと、「仮免許」が届くのが送れます。
基本的に仮免許が届けば臨床現場に出れますので、速やかに保健所に出向いてください。
理学療法士免許申請手続きに必要な物
- 9,000円(収入印紙)
登録免許税(手数料)として必要。保健所では買えません→収入印紙の買い方はこちら≫
たいてい保健所の近くに因子を買うための建物があるはずです - 理学療法士免許申請書
(所定の用紙を厚労省よりダウンロード 保健所にもあります) - 住民票の写し等
本籍が記載されかつ、個人番号が記載されていないもの、又は戸籍抄(謄)本
→住民票の受け取り方≫ - 健康診断書
所定の用紙を利用 発行日より1ヶ月以内のもの 訂正箇所には診断した医師の訂正印が必要
→健康診断書の取り方≫ - 登録済み証明書用
合格証明書 家に届いたもの - 印鑑(シャチハタ不可)
上記を忘れずに持って保健所まで行きましょう。
国家試験合格者(PTのみならず医師・看護師などもこの時期)が殺到するため、混雑が予想されます。余裕をもって出向きましょう。
仮免許が届くまでの期間
仮免許は申請から1か月程度で届きます。
概ねゴールデンウィークの前後であることが多いです。
仮免許が届けば臨書参加し、単位が取れますのでまずは仮免許が届くのを待つことになります。
保健所で申請をしてから1か月ほどで「仮免許」が届きます。
仮免許にはあなたの「理学療法士番号」が記載されており、その番号が厚生労働省の有資格者名簿に登録されたことを証明しています。
つまり、仮免許が届いたらあなたは正式に理学療法士です。
理学療法士免許が届くまでの期間
仮免許が届いてから1か月ほどすると、保健所から免許証交付通知はがきが届きます。
免許証交付通知はがきを持って再度、保健所窓口へ向かい、正式な免許(賞状のようにデカい)を受け取ります。
これが本免許になるので、なくさないように取っておいてくださいね。
この免許は職場に提出する必要があります。
A4などに縮小せず、A3の大きさのままコピーし、コピーを病院に提出しましょう。
理学療法士免許が届いた後の対応
理学療法士免許所得後に結婚して名前が変わった場合
理学療法士の籍(名簿)訂正・免許証書換え交付申請が必要です。
氏名や本籍地が変わった場合は30日以内に届け出が必要。
申請は住所地の保健所。
必要な物は
- 1,000円(収入印紙で用意)
- 籍訂正・書き替え交付申請書
- 戸籍抄(謄)本 (発行日から6ヶ月以内)
- 理学療法士免許証
この4つです。
後回しにせず、なるべく早く処理しましょうね。
理学療法士免許所得後に免許を紛失した場合
理学療法士免許証再交付申請が必要です。
申請は住所地の保健所。
必要な物は
- 3,100円(収入印紙で用意)
- 住民票の写し(本籍が記載されており、個人番号が記載されていないもの。発行日から6ヶ月以内のものに限る)
- 理学療法士免許証(破損した場合 紛失の場合は不要)
- 免許証の再交付に関する調査及び意見書(保健所にあります)
理学療法士免許の使い道
免許は就職先にコピーを提出したり、転職の際に必要になります。
絶対になくさないようにしてください。
4月1日の入職までにしておくべきこと
4月1日の入職までにしておくべきことはこちらの記事にまとめてあります。
すでに入職・内定が決まっている方はぜひご覧ください。
また、こちらの本は理学療法士の基礎(学業でなく仕事としての基礎)が盛り込まれています。
理学療法士の心構えのバイブルとして、ぜひ読んでみると面白いですよ!