誰でも良いデイリーノートが書ける!理学療法実習を楽にする効率的な書き方

書類・レポート




臨床実習で重要になるのが「デイリーノート」です。

 

「デイリーノートの書き方はよくわからないんだよね」

「デイリーノートに何を書いたらいいか分からない」

 

そんな方も多いのではないでしょうか。

デイリーノートの書き方や活用方法が分からないと、何を書いたらいいか分からないし、どこまで書けばいいのかもわからないですよね。

 

デイリーノートはあくまで自己学習・指導者とのディスカッションをするためのツールなので、そんなに一生懸命やらなくても大丈夫なんです!

 

デイリーノートをしっかりと書くことで、実習の経験値が天と地ほどの差が出てきてしまうかもしれません。

 

この記事では

  • 誰でも良いデイリーノートが書ける方法
  • デイリーノートを活用する注意点

をお伝えしていきます。

 

【参考書】

臨床実習に関する情報がてんこ盛りの本です。

学生さんは1度読んでみることをおすすめします!

 

臨床実習で使える!のデイリーノートの書き方

デイリーノートは学生の経験したことや考えを指導者が知るためのツールで、ディスカッションするために使用します。

間違えていけないのは、デイリーノートは「カルテではない」「レポートではない」ということ。

 

あくまで学生の為に実施するものであるので強制ではありません。

不要なら別にやらなくてもいいんですよ。

でもやるメリットの方が多いからやったほうが絶対に良いんですけどね。

 

そんなデイリーノートの書き方で抑えておきたいポイントは3つです。

  1. 患者の観察事項やポイント、疑問点を書く
  2. 疑問に対する自分なりの考えを書く
  3. 結論から導いた結果や、次回やりたいことを書く

 

デイリーノートの書き方3つのポイント

デイリーノートの書き方で抑えておきたい3つのポイントを少し詳しく説明します。


  1. 患者の観察事項やポイント、疑問点を書く
  2. 疑問に対する自分なりの考えを書く
  3. 結論から導いた結果や、次回やりたいことを書く

を書くとデイリーノートとしての完成度が増します。

 

例えば大腿骨転子部骨折の患者に対し


  1. 股関節を外転すると痛むのはなぜか?(疑問)
  2. ROM-exで20度までは痛みが出ないから運動はここまでにしたほうがよさそう(自分なりの考え)
  3. 外転20度までの自動運動を実施したい(結果)

というような流れで書いていきます。

 

デイリーノートの書き方の形式(SOAP)

デイリーノートの書き方に決まりはなく、学生が書きやすい形式であれば、SOAPでも箇条書きでも絵を挿入してもかまいません。

【超分かりやすく解説!】臨床実習で役に立つリハビリでのSOAPの書き方
SOAPの書きかたで悩んでいる人必見!臨床担当が実際に学生に指導している内容をそのまま記事にしました。SOAPで書くのに、そんなに悩む必要はないんですよ

 

もし養成校で書き方の指定があれば、それにならって書いていきましょう。

基本的なデイリーノートの書き方は以下のようになります。

 


  1. 時系列順に学んだこと
  2. ピックアップした学習
  3. 明日やりたいこと

 

【デイリーノートの原本:例】

デイリーノートの書式の例

 

この形式に「SOAP」で先ほどの骨折患者の内容を書き起こしてみましょう。


  1. 股関節を外転すると痛むのはなぜか?(疑問)
  2. ROM-exで20度までは痛みが出ないから運動はここまでにしたほうがよさそう(自分なりの考え)
  3. 外転20度までの自動運動を実施したい(結果)

をデイリーノートにするとこのようになります。

 

【デイリーノートの記載:例】

デイリーノートの記載の例

 

形式は様々ですが、この順で記載していけば比較的わかりやすいデイリーノートに仕上がると思います。

 

デイリーノートはパソコンで書く場合があると思いますが、インターネットの情報や他人のアセスメントなど信頼性に欠けるものが多いのでコピーしないようにしましょう。

以前、丸ごとコピーしてきた学生がいて学校に連れ戻されていましたから・・・。

 

臨床実習での正しいデイリーノートの使い方

デイリーノートはコミュニケーションツールです。

学生の考えを書き、それを読んだ指導者がアドバイスをくれます。

 

ここで間違えていけないのは「自分の考えが間違っていた!」と感じ、指導者の考えに乗っかることや、自分を否定してしまう事。

あくまで指導者は自分の考えをのべただけなので、それが正しいかどうかははわかりません。

参考程度にしていきましょう。

 

場合によっては「エビデンス」が重要になるので、対象疾患に対する「日本理学療法士協会」が推薦するエビデンスレベルを確認してもいいかもしれませんね。

疾患別エビデンスのある評価・治療法>>>

 

また、デイリーノートに疑問点や不明点を記載するのもいいです。

 


  • ○○がわかりませんでした
  • もういちど○○を教えてください

 

などと記載してください。

フィードバックの最後に「何か質問ありますか?」と聞かれてパッと質問できる学生は少ないはずです。

 

家に帰ってからきづく疑問もあるでしょう。

そういった場合、デイリーノートを活用してくれるといいですね。

 

デイリーノートの内容で実習の合否が決まることはまずありえません。

デイリーノートは自己学習のためにやると思って書いていくといいですよ。

 

デイリーノートのボリューム

デイリーノートは最初にたくさん書きすぎると毎日同レベルの物を書くのが大変になるので、A4用紙1枚程度に収まるようにしていきましょう。

 

調べ物も沢山あると大変なのでほどほどに。

掻けば書くほど良いのでなく、自分が実習で気づいた点、分からなかった点をクリアしていくためのツールですので、そんなに大量に書く必要はありません。

 

書く内容は見学中に決める

デイリーノートに書く内容は家に帰ってからでなく、見学中に決めてしまいましょう。

できるだけ時間の無駄が無いようにし、帰ったらデイリーノートに書ける時間を極力少なくするべきです。

 

私は実習中の昼休みに大まかなデイリーノートは完成させていたので、帰ったらレポート作成にいそしむだけでした。

効率よく対処しましょうね。

 

臨床実習中のデイリーノートの取り扱いの注意点

デイリーノートはチェックリストと違って、個人情報が多く含まれています。

紛失には十分注意しなければなりませんし、簡単に中身がみえてしまっても困ります。

 


【こんな保管はNG】

  • クリアファイルに挟んで提出
  • バインダーに挟んで提出
  • ファイルに挟んだが表面に学生の名前が無い

 

クリアファイルにデイリーノートを保管するのは中身が丸見えになってしまうので論外。

バインダーも2つ折りのものであればいいのですが、単にはさむだけのものでは安全性に欠けます。

このような折り畳み式のバインダーをご用意ください。

 

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。

 

また、しっかりとファイルに挟んでも学校名や名前が記載してなければ意味がありません。

万が一落とした場合、誰が落としたのかわからず中を見られてしまいます。

ファイルの表と裏に大きく誰の物かを明記しておきましょう。

 


  1. 学校名
  2. 学科
  3. 名前

 

以上をしっかりと記載しておけば、万が一落としたときに安心です。

 

まとめ:チェックリストとデイリーノートを活用してよりよい臨床実習を!

チェックリストもデイリーノートも正しく使えばとてもよいツールになります。

 

ただし、使い方を間違えたり、面倒くさがって適当にしてしまうと意味の無いものになってしまいます。

その場合、提出しないほうがまだマシですね。

デイリーノートは学生の実習に対するやる気や姿勢がモロに出てくるので、適当に済まそうとする学生は一発でバレますし、学校の教員にも報告は行っていると思ってください。

 

チェックリストのチェックを増やさなきゃ!
デイリーノートにいいこと書かなきゃ!

 

と考えがちですが、そうではありません。

デイリーノートはレポートではないので、あなたの考えをしっかり書き記すことが重要になります。

 

それを見て、指導者はディスカッションに活用したり、あなたの考えを知ることができるのでデイリーノートの内容が正しいか間違っているかは二の次です。

しっかりと自分のスキルを客観的に把握したり、自分の考えを明確にするために活用していきましょう!

 

なにか指導者から言われても、それは「否定」ではありません。

臨床経験のある指導者からの「アドバイス」としてとらえ、どんどん成長していきましょう!

 

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