理学療法実習を楽にする!チェックリストとデイリーノートの書き方・使い方

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臨床実習で重要になるのが「チェックリスト」と「デイリーノート」です。

 

「でもチェックリストは面倒くさいし先生もちゃんと見てないよ」
「デイリーノートの書き方はよくわからないんだよね」

 

そんな方も多いのではないでしょうか。

チェックリストは、学生の現在の能力や進捗状況を知るうえで重要となります。

デイリーノートは、学生の考えや要点を知るうえで大切ですので、ともに臨床実習では大きな役割を担うことに間違いありません。

 

しかし、その使い方をしっかり理解していなければ、その効果は半減しますし、指導者に自分の意図が伝わらないというアクシデントに見舞われます。

まず学生のみなさんが、チェックリストとデイリーノートの使い方を知ることから始めましょう。

チェックリストとデイリーノートは、臨床実習でかなり重要になってきますから!

 

【参考書】

タイトルが作業療法となってますが、理学療法でも十分役に立ちます。

 

 

臨床実習でのチェックリストの使い方

チェックリストの基本的な使い方は以下の通りです。

 


  1. 学生が学んだところにエンピツでチェックをつける
  2. 指導者が学生と確認しながら、指定の色ペンで上書きする

 

というもの。

 

基本的には学生主体のチェックリストになりますので、「指導者が教えた」とおもっていても学生が「まだ理解していない」というのであればチェックは増えていきません。

だから学生はそこまで深く考えず、とりあえず見学したからチェックしとこ。

みたいなノリで大丈夫。

それを見ながら指導者がチェックするかしないかを判断しますから。

 

チェックリストで重要な見学・模倣・実施の原則

チェックリストは見学・模倣・実施の原則にそって実施していきます。

 


  1. 指導者はやり方を見せ、説明する(見学)
  2. 指導者の指導のもと、学生が患者に実施する(模倣)
  3. 指導者の見守りのもと、学生が患者に実施する(実施)

 

ですので、見学が終わっていないのに模倣や実施に移るということはありません。

もしそのような事態が発生したら、「まだ見学していないので見学からお願いします」とお伝えください。

 

チェックリストは「すべての疾患に対応する」

たとえば、大腿骨転子部骨折の患者をもち、股関節のROM-exが実施レベルになったとしましょう。

その場合、股関節屈曲のROMは大腿骨転子部骨折の患者のみに適応されるのでなく、その他の患者にも適応されます。

つまり、大腿骨転子部骨折でROM-exが実施になったら、ROM-exを脳卒中やパーキンソン病の患者にも実施してOKということになります。

 

これは、評価項目にもいえることですので、1つの項目が実施になったらいろいろな患者を触らせてもらいましょう。

 

チェックリストは一生使うもの

臨床実習のみでチェクリストをうめるのは不可能です。

学校にきくと、チェックリストは卒業後も使用してほしいツールだ、とのこと。

 

チェックリストは実習だけで終わるのでなく、就職したあとも活用して自分がどのレベルまで実施できているのかを確認するために使用していきましょう。

 

臨床実習でのデイリーノートの使い方

デイリーノートは学生の経験したことや考えを指導者が知るためのツールで、ディスカッションするために使用します。

間違えていけないのは、デイリーノートは「カルテではない」「レポートではない」ということです。

 

臨床実習で役立つ!デイリーノートの書き方

デイリーノートの書き方に決まりはありません。

学生が書きやすい形式であれば、SOAPでも箇条書きでも絵を挿入してもかまいません。

【超分かりやすく解説!】臨床実習で役に立つリハビリでのSOAPの書き方
SOAPの書きかたで悩んでいる人必見!臨床担当が実際に学生に指導している内容をそのまま記事にしました。SOAPで書くのに、そんなに悩む必要はないんですよ

 

もし養成校で書き方の指定があれば、それにならって書いていきましょう。

基本的なデイリーノートの書き方は以下のようになります。

 


  1. 時系列順に学んだこと
  2. ピックアップした学習
  3. 明日やりたいこと

 

【デイリーノートの原本:例】

デイリーノートの書式の例

 

【デイリーノートの記載:例】

デイリーノートの記載の例

 

形式は様々ですが、この順で記載していけば比較的わかりやすいデイリーノートに仕上がると思います。

パソコンを使用する場合、コピー&ペーストをしてもOK。

 


  1. 患者名
  2. 性別
  3. 年齢
  4. 疾患

 

などはずっと変化しないので、コピーして大丈夫。

逆に次にあげるものはコピーしないようにすべき。

 


  1. アセスメント
  2. 自分の考え
  3. インターネット情報

 

これらは毎日変わるものだったり、信頼性に欠けるものが多いのでコピーしないようにしましょう。

以前、丸ごとコピーしてきた学生がいて学校に連れ戻されていましたから・・・。

 

正しいデイリーノートの使い方

デイリーノートはコミュニケーションツールです。

学生の考えを書き、それを読んだ指導者がアドバイスをくれます。

ここで間違えていけないのは「自分の考えが間違っていた!」と感じ、指導者の考えにのっかること。

あくまで指導者は自分の考えをのべただけなので、それが正しいかどうかははわかりません。

参考程度にしていきましょう。

 

また、デイリーノートに疑問点や不明点を記載するのもいいです。

 


  • ○○がわかりませんでした
  • もういちど○○を教えてください

 

などと記載してください。

フィードバックの最後に「何か質問ありますか?」と聞かれてパッと質問できる学生は少ないはずです。

家に帰ってからきづく疑問もあるでしょう。

そういった場合、デイリーノートを活用してくれるといいですね。

 

臨床実習中のデイリーノートの取り扱いの注意点

デイリーノートはチェックリストと違って、個人情報が多くふくまれています。

紛失には十分注意しなければなりませんし、簡単に中身がみえてしまっても困ります。

 


【こんな保管はNG】

  • クリアファイルに挟んで提出
  • バインダーに挟んで提出
  • ファイルに挟んだが表面に学生の名前が無い

 

クリアファイルにデイリーノートを保管するのは中身が丸見えになってしまうので論外。

バインダーも2つ折りのものであればいいのですが、単にはさむだけのものでは安全性に欠けます。

このような折り畳み式のバインダーをご用意ください。

 

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。

 

また、しっかりとファイルに挟んでも学校名や名前が記載してなければ意味がありません。

万が一落とした場合、誰が落としたのかわからず中を見られてしまいます。

ファイルの表と裏に大きく誰の物かを明記しておきましょう。

 


  1. 学校名
  2. 学科
  3. 名前

 

以上をしっかりと記載しておけば、万が一落としたときに安心です。

まとめ:チェックリストとデイリーノートを活用してよりよい臨床実習を!

チェックリストもデイリーノートも正しく使えばとてもよいツールになります。

ただし、使い方を間違えたり、面倒くさがって適当にしてしまうと意味の無いものになってしまいます。

その場合、提出しないほうがまだマシですね。

 

チェックリストのチェックを増やさなきゃ!
デイリーノートにいいこと書かなきゃ!

 

と考えがちですが、そうではありません。

しっかりと自分のスキルを客観的に把握したり、自分の考えを明確にするために活用してください。

 

なにか指導者から言われても、それは「否定」ではありません。

臨床経験のある指導者からの「アドバイス」としてとらえ、どんどん成長していきましょう!

 

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