理学療法士国家試験の合格ラインは168点です。
200問・280点満点のうち6割取れれば合格。
でも168点ギリギリを狙うと、万が一点数が届かなかった場合落ちてしまう事になります。
167点では不合格ですからね。
実際に不適切問題などで自己採点では合格点だったのに実際は合格点を下回っていた!なんてこともあるようです。
そうならないように、ある程度余裕を持った点数を取っておかなければなりません。
国家試験対策はやらなければならない事ですし、なので、実際に合格点ギリギリじゃなくて余裕をもって合格できる勉強方法をお伝えします。
国家試験で200点取る方法①勉強のしやすい環境を整える
国家試験で200点以上取るためには十分な勉強時間を確保する必要があります。
その為には勉強するための環境を作ることが大切。
集中しやすい環境を整えることで勉強への取り組みがしやすくなります。
自分がどんな環境でなら勉強ができるか考えてみてください。
1人のほうが集中できるかもしれませんし、みんなが勉強している空間のほうが集中できるかもしれません。
またはファミレスのように少しざわついているほうが集中できるかもしれません。
自分の特性に合った環境設定をしましょう。
ちなみに僕は静かな所では逆に集中できませんでした。
どちらかというとガストとかマクドナルドとか少しざわついているところの方が勉強は捗りましたね。
休日にはドリンクバーを頼んで8時間もガストにいたこともあります。
もちろん、他のお客さんの迷惑にならないように深夜帯にするなどの配慮は必要ですよ
必要のないものは手元に置かない
勉強の阻害になるものといえば、「スマホ」「テレビのリモコン」「漫画」などです。
特にスマホはすぐに手に取ってしまうので、勉強の邪魔になるもの第一位です。
だからスマホは基本的に視野に入らない所に置いた方が良いです。
通知を切ったり、着ないモードにしたりと工夫して勉強の時間をしっかりと確保すべきです。
どうしても無理なら、スマホは封印してしまいましょう。
プラスチック製の組み立て式スマートフォン収納ケースです。
南京錠で施錠できるので、スマホ依存症の対策におすすめのグッズです。
使用用途スマホ依存対策、教育的指導、受験対策、罰ゲーム、スマホ等の収納、用途は様々です。
スマホはiPhone、galaxy、他、最大6個収納ができます。
蓋にタイマー式ロックが取り付けられ、1分から10日までタイマーをかけることがです。
タイマーを設定すると指定した時間までロックがかかり開けることができなくなります。
さまざまな誘惑を断ち切り、良いライフスタイルを育むのを助けてくれるアイテムです。
国家試験で200点取る方法②過去問をやってみる
勉強が手につかない場合はとりあえず過去問をやってみましょう。
勉強が手につかない大きな理由は「どこからやったらいいか分からない」ということだと思います。
そんな時に過去問は非常に役に立つんです。
過去問はその名の通り「過去の国家試験で出た問題」です。
という事は今年も似たような問題が出る可能性が高いですし、過去問の出題範囲は今年の出題範囲を変わらないので非常に効率よく勉強することが出来ます。
とりあえず去年の過去問を200問解いてみる、間違えたところを教科書で調べてみるだけでしっかりと国家試験対策になります。
過去問に関しては学校でも貰えると思いますが、参考書を購入してもいいかもしれません。
過去問は90%以上取れるようにしてください
過去問はやればやるほど基礎知識が上がっていきます。
過去問を解いて、その解答を覚えることで本番でも役に立ちます。
どれくらい過去問をやればいいのか?というと、90%以上(180問以上)正解できるまでやります。
正直、過去問だけやっても国家試験は合格できません。
でも過去問ができない人も国家試験は合格しません。
国家試験の本番で200点以上取るためには、最低でも90%以上取れるようになるまで勉強すべき。
まずは90%の正解を目指していきましょう!
実地問題を入念にやろう
国家試験には一般問題(160問/160点満点)と実地問題(40問/120点満点)があります。
この実地問題をしっかりやることで合格にグッと近づきます。
実地問題が満点なら、あとは一般問題でたった50問正解すればいいだけ。
実地問題はお得なのでぜひ取れるようにしておきましょう。
とにかく過去問をやること。
そして文章問題をしっかりと読むこと。
それだけで正解率はグッと上がっていきます。
国家試験で200点取る方法③外部の模試をやってみる
国家試験で200点取るためには過去問をやってるだけではダメです。
過去問以外の部分で勉強しないといけません。
そんな時役に立つのが外部の国家試験対策問題です。
例えば三輪書店やアイペックなど。
これらは独自の国家試験対策問題を出しており、その難易度はかなり高いです。
このような外部の対策問題をしっかり解けるようになれば本番に自信を持って臨むことが出来ます。
国家試験で200点取る方法④息抜きの方法
国家試験の勉強をするときの息抜きは90分に1回程度取ると良いです。
1時間に1回だと細切れになって集中が続かないんですよね。
そもそも、1時間では国家試験の過去問を200問解ききれません。
過去問は慣れてくれば200問を90分ちょっとで解けるようになります。
となると、過去問を200問解いてまる付けをすればちょうど2時間くらいになるので、その都度休憩をするというのが良いと思います。
国家試験は午前も午後も2時間半です。
2時間くらい集中できるようにならないと本番でも大変かもしれませんよ。
そして、息抜きはしっかりと取りましょう。
単に手を止めて休んだり、スマホを見るだけではダメです。
気分転換の方法をお伝えします。
散歩に出る
気分転換で一番いいのは散歩です。
休憩時間は20分ほど取っていいので、とりあえず屋外に出て日光を浴びることをおすすめします。
自転車でもいいので、近所のコンビニにでも行って甘いものでも買って食べてください。
甘いものは脳のエネルギー源ですから、積極的に摂取してOK。
脳のエネルギー源は糖分です。
考えることは非常にカロリーを使うので、まじめに勉強すれば体重は落ちます。
囲碁将棋界では有名な話ですが、プロ棋士は一局で体重が2、3キロ減ることもあるそうですよ。
だから勉強で疲れた頭には少しだけ当分補給をしてあげてくださいね!
国家試験で200点取る方法⑤目標を立てよう
ここで言う目標とは「国家試験で200点取る」というものでなく、その日の到達目標のことです。
- 過去問を3年分やる
- 参考書を20ページやる
- 5時間勉強をする
というような目標を立てます。
この時、到達できる目標にするのがポイント。
例えば「過去問で100点を取る」という目標にしてしまうとケアレスミスなどで淘汰T出来ない可能性があります。
それを「過去問を100問やる」という目標にすれば、とりあえず続けてれば目標は到達できますよね。
このように毎日到達目標を立てて、それを達成したらもう勉強はしない!とルール化します。
僕は毎日21時まで勉強し、その後にゲームをするようにしていました。
どうせいつかは勉強時間は終わるんだから時間までは集中しようと思えますし、どうせやるなら真面目にやろうと思えます。
このあたりは自分に厳しくないとできないかもしれません。
もし自分ひとりで出来ないようなら、友人と勉強することをおすすめします。
あなたは遊びたくなってしまうかもしれませんが、友人だって国試に受かろうと必死のハズ。
あなたも本気にならざるを得ませんよ。
国家試験で200点取る方法⑥苦手な分野にチャレンジしよう
苦手な分野を放置していても200点は取れません。
過去問をやっていると苦手な分野に気づくはず。
- いつも同じ問題を間違える
- 正解率が著しく低い
- その問題を見ただけで嫌な気分になる
そういった問題は「宝」です。
苦手な問題をつぶすことで国家試験の点数はグッと上がっていきます。
苦手な問題も正解を繰り返していく事で「得意」に代わっていくんです。
勉強って理解できるから面白いんですよ。
苦手な問題を苦手なままにしておくといつまでも勉強はつまらないまま。
苦手な問題をつぶしていきましょう。
理解しなくてもいいんです。
正解に導ければ。
さいごに:勉強を習慣化しよう
国家試験で200点を目指すために必要なのは「継続」です。
勉強を継続していけるかどうかが、国家試験のカギになります。
僕は国家試験に向けて10月から毎日勉強していました。
最初は1時間くらいから始めて、最終的には8時間程度勉強できるようになっていきました。
そうなると「勉強しないと不安」という気持ちになってきます。
クリスマスにお台場に出かけたときも、お店に並んでいる最中にスマホで過去問を解いていましたし、正月に実家に帰った時も1月1日の朝から昼まで勉強し、午後から初詣に行きました。
こんな感じで勉強するのが当たり前という環境を作れれば国家試験で200点取るのは可能だと思います。
国家試験は落ちてしまうと、次の年に再受験して合格するのは非常に難しいです。
一発で合格するために、今から勉強を習慣化しましょう。
まずは去年の過去問から始めてみてください。