「国家試験対策でお勧めの参考書はありませんか?」
そういった質問も受けるようになってきました。
ここでは、これさえあれば完璧!と言える国家試験対策の参考書をお教えします。
ただし、この参考書を使って国家試験に合格するためにはある条件があります。
それは「1つの参考書を最低5周は解いていくこと」です。
参考書をいくつもそろえるのは得策ではありません。
参考書を購入したら、まずその参考書をほぼ完ぺきにするまで徹底的に攻略しましょう!
ここでは、参考書ごとの特性と、おすすめの状況の人に向けてお伝えしていきます。
これは自分にとって必要だ!
と思える1冊に巡り合えるといいですね。
理学療法士国家試験に向けて役に立つ参考書3選
国家試験の参考書はそれぞれ特徴があります。
自分に合った参考書を見つけることが国家試験攻略のカギになりますので、どんな参考書があるのかしっかりと確認してください。
そして、参考書を手に入れたらすぐに、少しずつでもいいから進めるようにしましょう。
理学療法士・作業療法士国家試験過去問題集10年分
過去問をバリバリ解くならコレ。
解説も載っていない超シンプルなものですが、逆に解説を見る手間が無いのでガンガン解ける参考書です。
ぼくはこの参考書じゃないですが、同じように10年分の問題と解答のみが載った本を購入し、ひたすら解いていました。
最終的にはどれだけ過去問を解くかにかかっているので、ある程度過去問に慣れてきたら購入して暇があれば解くことをおすすめします。
勉強初期に購入してもさっぱりわからないと思いますので、中級者以上向けです。
- おすすめ購入者:ある程度勉強が進んできた人
- おすすめ購入時期:10月
理学療法士・作業療法士国家試験過去問題集10年分の口コミ・レビュー
この参考書は、解説は付いておらず、回答のみになっている問題集です。過去問を力だめしとして、使いたい方にピッタリです。
ページ数も少なく、どこでもパパッと解くことが出来るので非常に良いです。
問題だけをガンガン解く時期にはピッタリの参考書ですね。
クエスチョン・バンク理学療法士・作業療法士国家試験問題解説
イラストが豊富で、まだ国試に対する勉強が不十分な方におすすめしています。
最初の参考書として優秀ではないでしょうか。
解説も丁寧なので、ぼくがお勧めする参考書の中でもかなり良い参考書です。
- おすすめ購入者:勉強したての人
- おすすめ購入時期:9月・10月
クエスチョン・バンク理学療法士・作業療法士国家試験問題解説の口コミ・レビュー
ポイントを絞ってピックアップしてるのが特徴で、かなり深い知識を得ることが出来ます。
効率良く勉強したいなら、こちらの参考書がおすすめ。
しかもイラストもたくさんあるので、飽きっぽい人も取っかかりやすく、しかも記憶に残りやすい!
実はこの参考書だけで合格できます。

第51-55回 理学療法士・作業療法士 国家試験問題 解答と解説 2021 デスクトップアプリ付(第45-54回を収録)
2022年版もありますが、今のところCD-ROMがついているという情報はありません。
今後CD-ROM付きのものが出るかもしれませんが、あえて2021年版を購入してCD-ROM付きのものを使うのをお勧めします。
ぼくが購入したものです。
CD-ROMがついているのでパソコンを使ってガンガン解けるのが嬉しいですね。
夕食後から寝るまで狂ったようにやっていました。
解答履歴も残るので、自分の苦手な所が分かるので非常に重宝します。
これ1つあれば問題ない!というレベル。
全ての学生におすすめしている1冊です。
- おすすめ購入者:苦手を克服したい人
- おすすめ購入時期:9月~12月
理学療法士・作業療法士 国家試験問題 解答と解説 2021 デスクトップアプリ付のレビュー・口コミ
5年分の過去問と、少なく思えますが、CD-ROMには10年分収載されているので、繰り返し解くことが出来ます。
CD-ROMの問題は、回答履歴も残るので、徹底的に苦手な分野を攻めることが出来ます。
いつでもどこでもパッパパッパ解く癖をつければ1時間で200問は解けます。
絶対に失敗しない参考書の使い方
さて、今回はメチャクチャおススメの参考書を3つに絞ってお伝えしましたが、まだまだおすすめの参考書はあります。
こちらの記事に詳しくレビューしてありますので、ご参照ください。
理学療法士国家試験対策のおすすめ参考書【20冊】レビュー!使いやすくて役に立つ問題集を超まとめ!>>>
しかし、ここではたった3冊に絞り込んでいます。
なぜか?
それはあまり多く紹介しても、皆さんが混乱するかと思ったから。
沢山種類があるのは良いことなのですが、その中からどれを使用したらいいか分からなくなってしまう恐れがあります。
だから、実際におすすめする3冊に絞らせていただきました。
まずはこの中から1冊を選んで、徹底的に解いてみてください。
最初は解く時間がかかってあたりまえ!丁寧に解こう!
参考書を使ってみると、あまりの進み具合の遅さに愕然とします。
一体この1冊が終わるのにどれくらいかかるんだろう…と絶望します。
でもそれでいいんです。
最初は分からないことが多いので、解読スピードは遅くて当たり前。
理解していけば徐々に速度が上がり、最終的には1冊7日くらいで周回できるようになるはずです。
最初は遅くても良いんです。
じっくりと解きながら、徐々にページを進めていってください。
理解できなくてもいいからドンドン進めよう!
参考書を解くコツはドンドン進めることです。
多少理解できていなくても飛ばして進めていって下さい。
なぜかというと、同じような問題がいくらでも出てくるから。
過去問を5年、10年やれば、同じ問題が何問も出てくるのに気づくと思います。
1問分からないからといって、そこで足踏みするよりは飛ばしてドンドン進んでいった方が効率がいいです。
まとめ:国家試験参考書選びは何でもいいからコツコツ解いていこう!
参考書選びはぶっちゃけ何を選んでも問題ないです。
ただし、1冊選んだらその参考書を徹底的に解いてください。
最低でも2か月は毎日コツコツ進めることをおすすめします。
国家試験の過去問の点数が伸びない人の特徴は忍耐力が無いということ。
焦って色々な参考書をつまみ食いしていくより、1つの参考書をガツガツ解いていくほうが絶対に身になります。
どの参考書も、キミたちを国家試験に合格させようとして製作されています。
キミの選んだ参考書を信じて、まずは1冊に全力で向き合ってください。
9月から始めれば、10月の真ん中にはかなり力がついているはずです。
2冊目を考えるのはそこからでも十分間に合いますよ!
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