【臨床実習】理学療法学生必見!実習に持っていくと役に立つ持ち物【完全版】

準備




臨床実習の持ち物はどんなものを持っていけばいいか分かりませんよね。

学校で指定された持ち物だけでは、臨床実習をクリアするにはあまりにも不安です。

ぼくは臨床実習指導者をしてきて、学生の「準備不足」で評価や治療ができなかった場面を何例も見てきました。

例えば、認知症の検査でHDS-Rをやるのに、5つの物品を用意していないとか。

臨床実習では、どんな患者を担当しても臨機応変に立ち回れるような持ち物が必要だと考えます。

そこで、ぼくが考えうる学生に必要な持ち物をすべて網羅します。

カテゴリーとして

 

  1. 臨床実習で絶対に必要なもの
  2. 脳血管疾患を持った時に必要なもの
  3. 運動器疾患を持った時に必要なもの
  4. 必須ではないけどあると便利なもの

 

の4項目で分類し、それぞれに必要な理由を解説させていただきました。

さぁ、あなたはどの持ち物を持っていきますか?

 

臨床実習で絶対に役立つ!必要な持ち物

臨床実習に臨むうえで絶対に外せない持ち物を揃えました。

基本的なものから意外なものまでピックアップしてみましたので、用意していない人はすぐに用意しましょう。

 

多色ボールペン

 

おすすめは「【パイロット】のドクターグリップ」です。

少々値は張りますが、文字を書く機会の多い臨床実習では疲れにくいのでめちゃくちゃ役に立ちます。

赤・青・黒の最低3色を用意しましょう。

 

小型のメモ帳

 

文庫本サイズのメモはケーシーのポケットにも入れやすいのでとても便利。

コンビニの100円のメモでもいいのですが、この「【ミドリ/デザインフィル】MDノート 】 」は滑らかに書けるうえに裏うつりしにくいので、読み返すときにストレスがありません。

メモ帳にもこだわってみましょう。

 

時計

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。

 

臨床は分刻みなので時計は必需品。

でも患者の安全や衛生を考えると、腕時計は避けたほうが良いのでナースウォッチがおすすめです。

男性も女性も利用可能なデザインが豊富なのもうれしですね。

脈拍を計るときも重宝します。

 

白衣

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。

ケーシーは学校でも支給されるので、それを着用してください。

しかし、ストレッチ素材や通気性の良いものもあります。

ケーシーを変更したい場合は学校に相談しましょう。

 

上着

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。

病院内は意外と冷えることが多いので、上着を準備しましょう。

黒や紺で、あまりおしゃれ過ぎないものを選ぶ必要があり、おすすめはユニクロです。

 

院内シューズ

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。

シューズは白が望ましいですが、疲れにくさも重要です。

アシックスのナースシューズは、インソールにもこだわっていて長時間経っていても疲れにくいのが特徴です。

もちろん、メンズ用もあります。

 

弁当、水筒

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。

臨床中は意外と水分補給が大事なので、水筒は750ml以上のものを用意するといいです。

中身は水でなく、麦茶や薄めたスポーツドリンクなどがいいです。

お弁当は消化によいものを選びます。

あまりコッテリしたものだと午後の見学中に眠くなってしまうことも…?

 

ネームホルダー

ケーシーに直接名前が印字してあったり、学校支給の名札は少々見にくいです。

このようなネームホルダーを用意し、中に厚紙を入れ、名前を「ひらがな」で書けば患者さんやスタッフに名前を憶えてもらいやすくなります。

こういった心配りのできる学生は印象に強く残っています。

 

教科書や参考書

普段使いのものを用意しましょう。

あまりにかさばる場合は、必要な部分だけコピーして持ち込む学生もいます。

 

バインダー

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。
評価用紙に記入するときに役立ちます。

個人情報保護の観点から、画像のような折り畳みができるものがよいでしょう。

 

ハンカチ・ティッシュ

 

特に春先に実習に行く人は花粉症対策で必須。

ボックスのまま持ち込んだ学生もいました。

ハンカチ・ティッシュを持つことは社会人として常識です。

 

ゴニオメーター

 

角度計は必須アイテムです。

プラスチック型の物を用意すれば持ち運びしやすいのでおすすめ。

 

評価用紙

  1. VAS、NRSなどの疼痛用紙
  2. ROM-tの検査用紙
  3. MMTの検査用紙
  4. ICFの記入用紙
  5. ADL評価用紙(FIM:Functional Independence MeasureまたはBarthel Index)

 

教科書に載っているもので構わないので、コピーして持っておきましょう。

上記5項目は、どんな疾患にも必ず使用します。

 

トレーシングペーパー

レントゲンやMRIの画像を書き写す際に使用します。

そんなにたくさん要らないので、数人で分け合うといいですね。

患者の写真を撮って、それをトレースする…なんて技もできるのでおすすめ!

 

問診票

評価学の教科書に載っているものでいいので、コピーしておきましょう。

 

  1. 基本情報
  2. 医学的情報
  3. 社会的情報

 

は必須です。

 

実習に必要な書類(学校提出用)

学校から配布され、実習先に提出する書類を忘れないでください。

印鑑や名前は、先に書いておいたほうが無難です。

 

臨床実習で「脳血管疾患」を担当する時に役立つ!必要な持ち物

脳出血や脳梗塞の患者を受け持った時に必須となる持ち物です。

毎日持ち歩く必要はありませんが、必要な時にすぐ取り出せるようにしましょう。

 

打腱器

評価に必須です。

一緒に筆と針が付いているタイプなら感覚検査も同時に行えるのでおすすめ。

 

聴診器

実習先にもあるのですが、自分のモノがあると重宝します。

血圧測定や肺雑音の検査に使ってください。

 

 

感覚検査器具

音叉なんか持ってる学生はいないと思いますが…

 

  1. 筆(ティッシュでも可)
  2. ピン(疼痛検査用)
  3. 音叉(必要であれば)
  4. 温冷覚検査器具(必要であれば)

 

これらは必要なら持っているといいです。

たいていは実習先にあるのでわざわざ購入する必要もないでしょうね。

 

高次脳機能検査用紙

  1. TAT(Trail Making Test-トレイルメイキングテスト)
  2. 抹消試験(線分抹消試験・文字抹消試験・星印抹消試験)
  3. MMSE(Mini Mental State Examination)またはHDS-R(長谷川式簡易知能検査スケール)

 

教科書からコピーしたり、インターネットでダウンロードして入手します。

 

片麻痺機能検査用紙

  1. Brs(Brunnstrom Recovery Stage)
  2. 上田式12段階片麻痺機能検査

 

特に上田式12段階片麻痺機能検査は数が多いので、やり方が載たものを縮小コピーして見ながら評価するといいですね。

 

バランス機能検査用紙

  1. BBS(Berg Balance Scale)
  2. FRT(Functional Reach Test)
  3. TUG(Timed Up & Go Test)

 

バランス検査の項目は各リンクからコピペしてOKです。

 

臨床実習で「運動器疾患」を担当する時に役立つ!必要な持ち物

大腿骨頸部骨折や上腕骨外科頸骨折などの患者を受け持った時に必須となる持ち物です。

毎日持ち歩く必要はありませんが、必要な時にすぐ取り出せるようにしましょう。

 

メジャー

200cmのものを用意すれば不便なく使用できます。

100cmだと肢長で不足する可能性があります。

 

疼痛検査用紙

  1. VAS、NRS、フェイススケール

 

教科書からコピーしてください。

運動器には必須です。

 

整形外科テスト検査用紙

疾患に合ったものをチョイスしましょう。

  1. スピードテスト
  2. ヤーガソンテスト
  3. ドロップアームテスト
  4. トレンデレンブルグテスト
  5. しり上がりテスト
  6. マックマレーテスト
  7. 前後方引き出しテスト
  8. SLRテスト

 

このあたりがよく使われます。

 

ストップウォッチ

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。

100均の物でもいいのですが、これからも使うことを考えるとちゃんとしたスポーツ専用モデルを用意するほうが結果的にお得です。

TUGや、片足立ちの評価などで活用しましょう。

 

バランス機能検査用紙

  1. BBS(Berg Balance Scale)
  2. FRT(Functional Reach Test)
  3. TUG(Timed Up & Go Test)

 

上記リンクから評価項目はコピペしてご利用ください。

 

感覚検査器具

  1. 筆(ティッシュでも可)
  2. ピン(疼痛検査用)

 

運動器でも感覚検査は必要な場合があるので、表在感覚くらいは履かれるような準備をしておくといいです。

 

筋緊張検査用紙

教科書からコピーしてご利用ください。

疼痛があると筋緊張は当然高くなります。

 

臨床実習では必須ではないけどあると役立つ!便利な持ち物

絶対に必要ではないけど、持っていると便利なモノをピックアップします。

自分に合ったものを選択してください。

 

カメラ・ビデオなど

※画像は一例です。画像をクリックでたくさんの商品を見ることができます。

最近はデジカメも安くなっているので、1台持っておくといいでしょう。

姿勢や歩行を画像で保存し、PCなどに取り込んで評価する方法もあります。

もちろんスマホでもOKですが、スマホの使用が禁止されている職場もあるので注意が必要です。

 

電卓

電卓は意外と重宝します。

 

  • ケイデンスの計算
  • 歩行速度の計算
  • 負荷量の計算(カルボーネン法など)
  • BMI

 

で活躍します。

 

ハンドクリーム・リップクリーム

 

思いのほか施設は乾燥していますし、手洗いの回数も増えるのでクリーム類は持っているといいです。

[ニベア ボディーケアクリーム]メンソレータム をおすすめしています。

香も少なく、色も付かないのに効果抜群ですから。

 

マスクや手袋

 

マスクや手袋は病院で支給される場合もあるのですが、たまに肌に合わない学生もいます。

自分に合ったものを用意するといいでしょう。

また、支給されない場合は自分で用意します。

1日2~3枚使うので、ケチらず500枚入りを買いましょう。

 

トートバック

トートバックは評価用紙やバインダーを入れて持ち運ぶのに便利です。

サブバックとして使いましょう。

 

クリアファイル

書類やレポートなどを汚さないために準備します。

家にあるものでも結構です。

 

薬・湿布薬

もしものために薬も準備しましょう。

移乗動作で腰を痛めたときの為に、湿布薬は少し持っているほうがいいです。

他に風邪薬、胃腸薬、下痢止め、花粉症薬などを準備しておくといいですね。

 

替えの靴下

汚れがちな靴下を準備しておくと、いざというとき役に立ちます。

人によっては、通勤と実習中で靴下を履き替えている方もいるくらいです。

 

チョコレートやフリスク

 

実習はカロリーをかなり使いますので、当分補給のためのチョコレートはあるといいです。

また、眠くなることもあるのでフリスクも用意しておくといいでしょう。

もちろん、臨床中は食べることができないので、休憩時間中やトイレに行くタイミングで(隠れて)口に入れましょう。

 

臨床実習に必要な持ち物は臨機応変に選ぶべき

臨床実習で必要な物をできる限りピックアップしました。

もちろん、実際には使わなかったり、ここで紹介されてないけど必要になったりするものもあります。

あくまで一例として捉えてください。

自分が実習で何を目的にし、どんな評価や治療を行っていきたいかで持ち物は変化するはずです。

この記事を参考にし、自分の目指す「臨床像」をイメージして臨床実習に臨みましょう。

 

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