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【廃用症候群】治療効果のあるポジショニングの取り方と注意点は?

疾患別評価・治療
  • 実習でつらい思いをしたくない
  • 楽しく過ごしたい
  • 人間関係が不安だ
  • 実習を落としたくない

そんな学生に向けて「実習を楽しんでほしい」と願いを込めたnoteを作成しました。

学校では教えてくれない、実習中の過ごし方を教えます。実習に悩んだらぜひ覗いてみてください。

 

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廃用症候群の患者のリハビリに悩んでいませんか?

廃用症候群の患者に対して行うリハビリは、まずポジショニングを考えてみるといいと思います。

 

ポジショニングはとても重要なもの。

ポジショニングは、臥位・座位・立位などで、その人にとって最も安楽な姿勢を取ることが目的となり、その姿勢を取らせることで、拘縮や褥瘡が予防出来たり、呼吸が楽になったりします。

 

特に療養の患者さんを担当している方は、このポジショニングにも着目してほしいものです。

 

ポジショニングをマスターしよう!

ポジショニングとは、姿勢を安楽な体位にすること。

つまり体位変換させることですね。

体位変換とは、『異なる体位に変更すること』であり、体位とは体の重心の位置の事です。

 

  • 背臥位から側臥位
  • 側臥位から腹臥位
  • 臥位から座位

 

体に位置する重心の移動が起こることを体位変換と呼びます。

逆に、背臥位のままギャッチアップしたり、足だけ挙上させたりするのは、構え変換といいます。

体位と構えの違いをしっかり運動学の教科書で再学習しておきましょう。

 

 

一方、ポジショニングは、体位を一定時間保持することにより身体への影響を改善させる事です。

先ほど申し上げたように、長期臥床のリスクとして

 

  • 褥瘡形成
  • 関節拘縮の助長
  • ガス交換(呼吸)の悪化

 

が懸念されるので、その改善を目的とします。

体位変換、ポジショニングをする目的は

  1. 褥瘡の予防
  2. 拘縮の予防
  3. 誤嚥性肺炎の予防
  4. 皮膚トラブルの防止
  5. 呼吸改善
  6. 血流改善

などが挙げられます。

 

ポジショニングをしない方が良い患者

ポジショニングを行わない方が良い患者もいます。

これらの患者は、学生が実習で触るようなことはないと思いますが、一応お伝えしておきます。

 

【ポジショニングをしない方が良い患者・疾患】

  • 循環器障害により血液循環・肺循環が不安定であること。
  • 頭蓋内圧が亢進している患者。
  • 出血がある。
  • 治療に置いて完全な安静が必要な状態。

 

基本的なポジショニングの方法

 

ポジショニングの基本的な考え方は

 

  • 基底面の均一に圧力がかかっている事
  • 拘縮を悪化させないこと
  • 体循環のコントロールをすること

 

となります。

楽肢位というポジションが最もよく

  • 頚部屈曲
  • 両肩下制
  • 両肘屈曲
  • 両前回内
  • 手関節屈曲
  • 体幹屈曲
  • 両股関節屈曲
  • 両膝屈曲
  • 両足関節底屈

 

【参考画像】

このようなポジションを取ります。

体位変換のメリットは先ほど挙げた『褥瘡の予防』『関節拘縮の予防』『循環の改善』です。

体位変換させる理由が見いだせれば、ぜひ体位変換しましょう。

 

その他にも、誤嚥しにくいポジショニング、呼吸しやすいポジショニングなど、様々な体位がありますので、興味がある人は勉強してみてください。

 

 

体位変換(ポジショニング)の注意点

半側臥位にする場合

半側臥位とは、腹臥位と側臥位の中間のポジションです。

完全な腹臥位にしないので、腹臥位と違って介助量はそこまで多くありません。

また、胃婁などのチューブを挟み込む危険も少ないです。

 

しかし、半側臥位は支持面が狭いため、皮膚トラブルが多く発生します。

特に下側になった肩は圧がかかりやすいためトラブルに注意が必要です。

これは、クッションを挟んだり、抱き枕を与えることで改善させることができます。

【参考画像】

 

 

 

 

ギャッチアップの注意点

ギャッチアップは、背臥位のまま上体を起こすポジションのことです。

ギャッチアップ角度は30度〜60度くらいまでの範囲で行います。

呼吸をメインに考えると、この姿勢が最も肺換気効率が良いです。

喘息の場合も、『起坐呼吸』といって、ギャッチアップ位だと呼吸が楽になることがありますよね。

 

ポジショニングとして最も使用される体位の一つであり、介助量は、介護用ベッドが電動式であれば特に必要ありません。

ボタン1つでギャッチアップさせることができますので、病院では特に問題視されません。

しかし、頚部が伸展方向に入ると気道が閉塞し、呼吸困難の要因となるので注意しましょう。

 

ポジショニングの中止基準

当然、ポジショニングもリハビリテーションの一部ですから、中止基準があります。

それをしっかりと覚えておいてください。

 

特に全身状態が良くない場合、バイタルチェックを怠らないようにしてください。

 

ポジショニングの禁忌基準

 

  • 生命維持装置をつけている
  • 致死性不整脈の出現
  • 収縮期血圧が80mmHg以下、160mmHg以上
  • 心拍数が60回/min以下、120回/min以上
  • 呼吸数が30回/min以上、呼吸に一貫性がない
  • 安静制限が医者から出ている

上記の場合は体動させてはいけません。

 

 

ポジショニング実施中止基準

 

  • 不整脈の出現
  • 収縮期血圧が80mmHg以下、160mmHg以上の変化
  • 心拍数が60回/min以下、120回/min以上。また、安静時より20回/min以上の上昇
  • 呼吸数が30回/min以上、呼吸に一貫性がない

ポジショニングを実施していたが、中止させなければならない基準です。

しかし、これはあくまで一例であり、本来であれば実習指導者と相談しつつ実施していくことをお勧めします。

 

ポジショニングは治療行為である

ポジショニングはただ単に姿勢の変化として捉えられがちですが、その効果はかなり大きいものになります。

だからこそ、中止基準が設けられているのですね。

 

ポジショニングには効果とともに、リスクも伴うので、安全性や効率性を重視しながら実施することが必要です。

しかし、ポジショニングが患者さんにうまくハマれば、かなりの効果が期待できますよ!

なんせリハビリ時間以外もリハビリをしているようなものですからね。

 

ぜひ、有用なスキルとして身に着けてください。

また、リハビリ中止基準についても学んでおくことをお勧めします。

実習前に絶対知っておくべき「リハビリ中止基準」リスク管理できますか?
実習中はリスク管理が重要です。リスク管理をすることで、患者の変化にいち早く気付き患者を守ることが出来ます。同時に学生自身も守ることが出来ます。絶対知っておくべき「リハビリ中止基準」を知ってリスク管理をしていきましょう。