最短で合格!効率のいいみんなの勉強方法と学習時間【理学療法士国家試験対策】




国家試験対策

「国家試験の勉強って本当に過去問だけやってればいいの?効率のいい勉強法はないの?」

「国試に受かるための勉強時間ってどれくらいなんだろう、みんなの勉強時間を知りたいな」

 

国家試験に受かるためにはガムシャラに勉強しててもダメです。

計画的に、順序だてて勉強をしていかないと理解も深まりませんし点数も伸びないでしょう。

 

とはいえ、ほとんどの学生が国家試験を受けるのは初めてだと思うので、国家試験に向けた勉強法をお伝えしたいと思います。

基本的に、私が指導して合格した学生たちの勉強法をお伝えしていくので、かなり信頼性は高いです。

 

国家試験対策は、順序良く勉強していかないと知識は深まりません。

闇雲に過去問だけやるのは間違った勉強法と言えますのでご注意を。

 

▽第55回理学療法士国家試験の解答速報はこちら▽

【第55回(2020年)理学療法士国家試験解答速報】2月23日開催
第55回理学療法士国家試験の解答速報をお伝えしています。

 

 




理学療法士国家試験の効率のいいみんなの勉強の流れ

理学療法士の国家試験対策の勉強の流れをお伝えします。

学生に不足しているのが「ゴールから逆算する」ということ。

国家試験の試験日は決まっているわけですから、そこに向けていつ、どんな勉強をするのかを考えていく必要があります。

 

一般的な学生は、以下のやり方でほぼ合格することが可能です。

 


 

【国家試験対策の勉強の流れ】
  1. 問題に慣れる(11月1日~11月15日)
  2. 広く浅く理解する(11月16日~11月30日)
  3. 深く理解する(12月1日~12月20日)
  4. 過去問を解きまくる(12月21日~1月15日)
  5. 新しい知識を仕入れる(1月16日~1月31)

合計3か月で合格にたどり着く勉強法です。

 

もちろん、地頭のいい人ならもう少し早く達成できますし、この流れが合わない人もいるかもしれません。

しかし、国家試験合格という1つの目標を達成するには最低でもこれくらいはやってほしいもの。

 

ひとつづつ説明していきます。

 

問題に慣れる時期(11月1日~11月15日)

国家試験対策の最初の課題は『問題に慣れる事』です。

まずは国家試験の問題を解き、どんな問題があるか確認し、解き方を覚えてください。

 


【こんな問題に注意!】

  • ○○を選べ、○○でないものを選べ
  • ○○を2つ選べ、○○を全て選べ
  • 正しいものはどれか、正しくないものはどれか

 

国家試験にはこのようにさまざまな形式の問題が出題されます。

国家試験攻略のポイントは「問題文をしっかり読むこと」これに限ります。

その問題が何を聞きたいのかを確認するためにアンダーラインを引くのも良いですね。

 

『○○について間違っているものはどれか、2つ選べ』

 

出題形式を把握し、どのような問題が出るか確認するのが最初の2週間で行うことになります。

過去問題集を解きながら、良くわからなかったら解説を確認し、少しづつ理度を上げていきましょう。

 

この時点で教科書は開かなくていいです。

参考書の解説だけで充分。

 

目標は2週間で1,000問(5年分)の経験を目安にしましょう。

 

【この時期におすすめの参考書】

共通問題
専門問題

▽クエスチョンバンクの詳しい使い方解説▽

【国試対策】クエスチョンバンクを使いこなせ!効率的な活用方法
クエスチョンバンクを使い際の注意点やポイントをまとめました。参考書を上手く使って国家試験の合格を目指そう!

 

広く浅く理解する時期(11月16日~11月30日)

問題に慣れてきたら、今度は理解する時期に入ります。

 


【問題】

感覚支配で誤っているのはどれか。すべて選べ。

  1. 下腿内側 ── 伏在神経
  2. 母指背側 ── 正中神経
  3. 上腕内側 ── 橈骨神経
  4. 前腕尺側 ── 筋皮神経
  5. 足指背側 ── 脛骨神経

 

という問題が出てきたら参考書の解説を読んでその解説を理解します。

答えは2,3,4,5なのですがなぜ2,3,4,5が間違っているのかを確認します。

 


  1. 母指背側-橈骨神経(末節部は,正中神経支配とするものもある)
  2. 前腕尺側-前腕内側皮神経
  3. 上腕内側-助間上腕皮神経と内側上腕皮神経
  4. 足指背側-浅・深腓骨神経

 

という解説が載っていると思うので、これらを覚えるんです。

こうすることで、問題の適応力が上がります。

 

国家試験では解答群を入れ替えたり、言い回しを「間違っているものはどれか→正しいものはどれか」に変えただけという問題がとてもたくさんでます。

こういった問題に対処するには、その問題の解答だけ覚えるのでなく、解答群の詳細も知っておかなければなりません。

 

こうやって、知識を少しづつ広げていきましょう。

【問題に慣れる時期】で解いた過去問5年分であれば、調べながらでも2週間で余裕で達成できると思います。

 

深く理解する時期(12月1日~12月20日)

ここが正念場です。

今までは過去問や参考書をベースに知識を広げてきましたが、今度はその知識を深く掘り下げていきます。

 


【問題】

感覚支配で誤っているのはどれか。すべて選べ。

  1. 下腿内側 ── 伏在神経
  2. 母指背側 ── 正中神経
  3. 上腕内側 ── 橈骨神経
  4. 前腕尺側 ── 筋皮神経
  5. 足指背側 ── 脛骨神経

という問題に対し、答えは2,3,4,5で各々の神経支配は以下の通りでしたね。


  1. 下腿内側 -伏在神経
  2. 母指背側-橈骨神経(末節部は,正中神経支配とするものもある)
  3. 前腕尺側-前腕内側皮神経
  4. 上腕内側-助間上腕皮神経と内側上腕皮神経
  5. 足指背側-浅・深腓骨神経

 

ここからさらに踏み込んでいくのがこの時期の勉強法です。

 

  • 選択肢1の下腿内側の感覚神経は伏在神経ですが、その他に伏在神経支配の部位はどこかな?
  • 選択肢2の母指背側の感覚神経は橈骨神経ですが、その他に橈骨神経支配の部位はどこかな?

 

このように、過去問の解答からドンドン掘り下げていってください。

ここでついに学校の教科書を使います。

各問題の解答群に対して、教科書で1つずつ確認していきましょう。

 

正直、この時期がいちばん時間がかかります。

でも自分で調べることで、記憶にも起こっていきますし理解度も上がるのでここが踏ん張りどころ。

5年分の過去問を20日間かけてじっくりと深堀していきましょう。

 

ここでもクエスチョンバンクが役に立ちます。

ぜひ使ってみてください。

 

共通問題
専門問題

 

過去問を解きまくる(12月21日~1月15日)

ここまでくるとある程度知識がついてくるはずです。

5年分の過去問の正答率も70~80%を超えてくると思いますし、200問解くのに2時間かからないと思います。

 

この時期は、とにかく過去問を解きまくってください。

10年分やりましょう。

 

今までは5年分しか解いてなかったのですが、さらに5年さかのぼって新しい過去問をやっても60%は正答できると思います。

これが地力。

 

今まで5年分しか勉強していなかったのに、それ以外の過去問もなんとなく答えを導き出せるようになってるはず。

こうなると、本番の試験も60%前後取れてくるはず。

こうやって勉強していくんです。

 

さて、この時期は本当にガンガン解いてください。

間違えたものは、参考書の解説を読んで頭に入れてください。

少しずつ正解率は上がってくるはずです。

 

そうですね、最初は1日400問(2年分)から始めて、2週間後には1日1,000問(5年分)は解けるようになってほしいですね。

ぼくは最高で1日2,000問解きました。

その時の正答率は91%くらいだったと思います。

 

国家試験は正答率も重要ですが、素早く解くのも重要です。

そんな練習がこの時期にできるんです。

 

このレベルになるとおそらく本番でも50%以上は確実に取れるはず。

3週間で10,000問は最低でも解いておきたいですね。

 

さすがに過去問題集を使ってもいいのですが、パソコンを使用すればかなり効率的に解くことができます。

ぼくも使っていたこちらの参考書が非常に役に立ちますよ!

 

共通・専門共用

 

 

新しい知識を仕入れる時期(1月16日~1月31)

先ほど、過去問をしっかりやって本番で50%以上は確実に取れる。と言いました。

過去問をいくら勉強しても、恐らく50~60%、つまり合格ギリギリラインしか点が取れません。

国試は過去問がベースになっていますが、過去問から100%出るわけではないので。

 

その時の医療情勢によって内容は変化していきます。

そこで、過去問からもう1歩踏み込んだ勉強が必要になってくるんです。

 

それが「予想問題の実施」です。

世の中には、国家試験対策と称して独自にテストを作り、解いていくシステムがあります。

三輪書店やアイペックが有名ですよね。

学校でも実施していると思いますが、そういった模擬試験も、今までのようにじっくりと勉強していきましょう。

 

模擬試験はメチャクチャ難しいです。

過去問で60~70%くらい取れていても、模擬試験では40%程度とかザラです。

 

だからこそ、覚える必要があります。

模擬試験は国家試験の隙間を埋めるために実施しているので、過去問では太刀打ちできない問題が多くあります。

そういった部分を勉強することで、合格率は飛躍的に上昇していくでしょう。

 

ラスト2週間で模擬試験(できれば三輪模試とアイペック模試)をガンガン解き、正答率90%程度を目指していきたいものですね。

 

以上のように

 


    1. 問題に慣れる(11月1日~11月15日)
    2. 広く浅く理解する(11月16日~11月30日)
    3. 深く理解する(12月1日~12月20日)
    4. 過去問を解きまくる(12月21日~1月15日)
    5. 新しい知識を仕入れる(1月16日~1月31)

 

という流れで3か月を目途に実施していけば合格率はグッと上がると思います。

どのように勉強していけばいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

国家試験対策2月の過ごし方

最後に、2月はどう過ごせばいいか?というと、ここまでの勉強の進行具合によって変わります。

 

  • 過去問5年分で80%以下→再度深く理解する
  • 過去問5年分で90%以上→今まで勉強していない領域に取り掛かる
  • 200問解くのに2時間かかる→解答速度を上げる練習をする
  • 全然自信が無い→誰かに教える、グループで勉強する

 

特に2月はグループワークがお勧めです。

友人が解説してくれたり、自分が解説するようになればさらに知識の幅と深さが加わります。

私も、6人くらいで教室に集まり、順番に講師になって問題解説をしていました。

 

誰かに教えられる=より深い知識が備わっている

ということです。

 

理学療法士国家試験に対するみんなの勉強時間はどれくらい?

一般的に国家試験の勉強をする時間や期間をお伝えします。

 

  • 勉強開始期間:10月~11月
  • 1日の平均勉強時間:約6時間

 

あくまで平均です。

勉強開始時期は養成校によりますが、臨床実習が完全に終了してから取り組むことが多いようです。

概ね9月の終わり~10月の中頃でしょうか。

私は10月から少しずつ開始しました。

 

勉強時間は、勉強し始めの頃は1日4時間程度でいいと思います。

私は日中に学校で2時間、夕食後に2時間のスパンで毎日やっていました。

慣れてくると、1日6時間~長い時は12時間くらい勉強しました。

 

学校に朝から行って自習室で夕方まで勉強したり、ガストで昼から深夜まで勉強したり、図書館に開館から閉館まで居たり。

家に居ても勉強しないことは明白なので、ちょこちょこ場所を変えて行っていました。

このあたりは、自分に合った場所で勉強するのがいちばんです。

 

どれくらい勉強したら国家試験に合格するの?という疑問も良く聞きますが、正しいことは誰にも言えません。

1か月前から勉強して受かる人もいますし、6か月勉強しても落ちてしまう人もいます。

 

ただ一つ言えることは、勉強しすぎてマイナスなことは絶対にないという事。

 

そして「1か月、1日2時間くらいの勉強で受かった」というネットなどの声を鵜呑みにして落ちてしまっても誰も責任を取ってくれません。

落ちてしまうくらいなら、1日10時間でも12時間でも勉強してたほうが良いと思いますけどね。

 

まとめ:理学療法士の国家試験対策勉強はコツコツと進めよう!

理学療法士の国家試験は、テストの点数で決まります。

168点以上取れれば合格ですし、それ以下なら落ちます。

 

大学のように定員が決まっていて誰かを蹴落とす試験じゃないので、極論を言うと点数さえ取れれば全員受かります。

点数が取れなかったら自分の努力不足であると言っていいでしょう。

 

毎年80%以上の人が受かってるんだから、キミも受かるはず。

ただ、本気になれなければ落ちてしまうかも。

 

80%の合格者になるか、20%の不合格者になるかは自分次第です。

 

一生懸命、悔いのないように頑張ってください。

 

【この記事で紹介した参考書】

共通問題
専門問題

 

共通・専門共用

 

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