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理学療法士学生向け、暗記が苦手な人におすすめしたい勉強法6選

国家試験対策
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「勉強が、特に暗記が苦手でテストの点数が伸びない!」

「国家試験に向けて遠洋をしたいけど全然覚えられなくて困っている」

 

そんな悩みを抱えていませんか?

国家試験は暗記の連続です。

筋や骨の名前から、病理学まで。

 

暗記が苦手な人にはとても辛いと思います。

ぼくも暗記は苦手で、中学・高校の時のテストなんかかなり悲惨でした。

でも養成校では、そんな僕でもテストの結果は学年で2位という成績を収めることができました。

 

暗記は今でも苦手ですが、苦手ながらも対処法はいくつかあります。

ぼくが実際に行った暗記方法をお伝えしますので、暗記が苦手な人はぜひ参考にしてみてください。

 

【参考書】

 

 

そもそも人間は暗記が苦手である!

そもそも暗記自体が非常に難しいんです。

人間の脳は、余計な事を忘れてしまう機能があります。

これにより、脳のキャパシティを保っているのです。

 

今まで見てきたものや聞いたことを全部覚えていたら、脳みそはパンクしてしまいますからね。

人間は基本的に「忘れる生き物だ」ということです。

だから暗記が苦手でも、全く問題なし。

それが普通ですからね。

 

記憶のおさらいエビングハウスの忘却曲線

よく勉強している学生であれば、エビングハウスの忘却曲線について知っていると思います。

エビングハウスの忘却曲線では、人は20分後であれば58%を覚えている。

1時間後には44%、1日後には33%まで記憶が低下してしまうという実験です。

そして、6日後にはなんと25%しか記憶が残っていません。

要は無理に暗記しても、1時間経過しただけで半分以上を忘れてしまうんです。

 

これを元に、覚えた内容を定着させる方法を考えていかなければなりません。

カナダのウォータールー大学の研究では、24時間以内に10分間の復習、1週間以内に5分の復習、1ヶ月後に2〜4分の復習を行うことで、記憶率が100%に戻ると結果が出ています。

要は適切なタイミングで復習を行えば、暗記した内容を定着させることができるんです。

暗記とは、復習の繰り返しなんですよね。

 

学年ビリからトップクラスへ!暗記するために有効な6つの手段とは?

暗記するコツというのはいくつかありますが、実際にぼくが行った暗記法を6つ紹介します。

初めに言っておきますが、簡単に暗記する方法はありません。

どれも時間と労力が伴いますが、当たり前のことです。

 

楽をしながら国家試験に合格しようというのがそもそも間違っていますので、努力が嫌いな人はGoogleで「国家試験 手抜き 合格」などで検索することをおすすめします。

 

暗記法1:絵を書いて覚える

ぼくが養成校1年目に主に実施した方法です。

基本的に暗記は、五感を活用して覚えていくのが良いとされています。

目で見て、絵にして、覚えるというのは非常に理にかなった暗記法と言えますね。

 

解剖学で筋や骨を覚えるのが大変だったので、ノートを1冊買ってきてそこにひたすら絵を書きまくりました。

絵のイメージはこんな感じです。

 

股関節主要筋群

 

もちろん、このままだと分かりにくいので、筋を1ページに1つずつ書き出し、起始・停止・神経支配・作用を書いていきます。

大腿四頭筋だけで4ページ使う計算になりますね。

これを全ての筋、全ての骨で実施します。

 

おかげで、50ページあるノートは4冊くらい使いましたが、今でも解剖学は比較的得意です。

筋のみおならず、歩行やADL、内科学などひたすら絵に書き起こして覚えていきました。

 

これは非常に有効で、目で覚えるのと同時に自分で絵を書くので、普通に暗記するよりかなり覚えやすいです。

おすすめ!

 

時間はかかりますけどね。

 

暗記法2:声に出して覚える

暗記は心の中で何度呟いても覚えることはできません(少なくとも僕の場合は)

だから声に出して覚えていきましょう。

声に出すことで、五感の「聴覚」を使うので非常に有効。

 

養成校の1年目の時にローテーターカフを習いますよね。

『棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋』ですが、この暗記する時に担当教員がこう言い放ちました。

 

「帰りに駅まで棘上・棘下・小円・肩甲下筋と言いながら歩いて帰りなさい。そうすれば駅に着くころにはもう覚えるから。」

 

と。

当時、聞いたことのない筋を覚えるのは四苦八苦しましたが、確かに言葉に出しながらだと覚えやすいような気がします。

参考書の問題も、心の中で読むのではなく、ブツブツと声に出しながら読んでいった方が絶対に覚えられますよ!

 

暗記法3:動きながら覚える

暗記する秘訣は、物事の関連性を強めることです。

例えば、肺区域。

覚えている人いますか?

 

【肺区域】

〈右肺〉

  • 上葉(上)・・・S¹、S²、S³
  • 中葉(下・前)・・・S⁴、S⁵
  • 下葉(下・後)・・・S⁶、S⁷、S⁸、S⁹、S¹⁰

 

〈左肺〉

  • 上葉(上・前)・・・S¹⁺²、S³、S⁴、S⁵
  • 下葉(下・後)・・・S⁶、S⁸、S⁹、S¹⁰

 

これを覚えるために『ブロンコ体操』というものがあります。

手の動きで肺区域を覚えるというものですが、ぼくもこれで覚えましたしいまだにこれで肺区域を思い出していますw

 

彼らも医療生だと思うのですが、恥ずかしがらずにマジで体操したほうが良いです。

これを覚えないで国試に落ちるほうが恥ずかしいかもしれませんよ。

 

医者も愛用している体操だそうです。

 

暗記法4:触りながら覚える

理学療法士の手技で『触診』というものがありますが、正確に触れる人は少ないです。

たとえ、筋や部位を完全に暗記している人でもね。

 

なぜかというと、暗記と実技を別々に考えてしまってるから。

勿体ないですねぇ。

 

暗記する段階で、積極的に自分の体を触りましょう。

 

「踵骨隆起はここかな?」

「結節間溝はコレだ!」

 

そうやって実際に触りながら覚えたほうが100倍分かりやすいです。

評価法も実際に友達とやりあいながら覚えていくんです。

理学療法士には『自分の肉体』という合法なカンニング方法があるので、それをテストで活用しない手はありませんよね。

 

自分の体を触りながら暗記することをおすすめします。

 

暗記法5:教えながら覚える

これが究極の暗記法になります。

それは「人に教えながら覚える」というもの。

 

今までキミたちは『人から学ぶ』という姿勢で勉強してきました。

それを『人に教える』立場に変化させていくんです。

 

不完全でもいいんです。

人に教えることで初めて『あ、ここ曖昧だな』と気づくこともできます。

 

ぼくの成績が急に伸びたのはこの『人に教えること』を積極的にしてきたからだと思います。

人に教えるために必要なのが

 

  • 自分の基礎学力
  • 相手の分からないところを理解する能力
  • 相手に分かりやすいようにかみ砕いて説明する能力

 

これが必要です。

人に教えることができれば、その分野は完璧だと思っていいです。

積極的に人に教えつつ、自分のドンドン覚えていきましょう!

 

暗記法6:短時間で何度も復習する

カナダのウォータールー大学の研究では、24時間以内に10分間の復習、1週間以内に5分の復習、1ヶ月後に2〜4分の復習を行うことで、記憶率が100%に戻ると結果が出ています。

短時間、または期間を開けても何度も読み込めば、自然と覚えるものです。

 

だから参考書などは1回で終わりにせず、何度も何度も同じ問題を解いていく必要があるんです!

 

まとめ:暗記は努力が必要だ!

超暗記術

寝ながらCDを聞くだけ

 

様々な記憶法が世の中に出回っていますが、結局は自分がどれくらい反復的に勉強できるかにかかっています。

楽に暗記することなんて不可能です。

 

ぼくは国家試験に向けて、1日12時間程度勉強をしていましたが、それでも満点は取れませんでした。

本当に毎日の積み重ねであり、やりすぎることはないと思っています。

 

ただ1つ、楽に暗記する究極の方法があります。

それは理学療法に興味を持つこと、理学療法を好きになることです。

 

ゲームなんかは結構簡単に覚えられますよね。

必殺技のコマンド入力や、属性に対する効果など。

そういった自分の好きな分野、興味のあることであれば比較的簡単に覚えることができます。

だったら、理学療法も好きになってしまうのが手っ取り早いんやないでしょうか。

 

なぜこうなるんだろう?

と、疑問をもちつつ学業に励んでいくことが近道だと思います。

嫌々やってても覚えませんからね。

 

あとは友人と集まって勉強するのも一つの手です。

切磋琢磨し、みんなで学力アップを目指してください。

 

とりあえず毎日30分だけで良いから机に向かって勉強してください。

学校でやったテストの復習とかやっておけば覚えていきます。

 

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